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結婚に失敗した女性が語る離婚しないための方法
結婚しても離婚するカップルが多い現代、うまくいくかどうかが心配で結婚できない人も多いのではないでしょうか。
筆者は結婚、離婚を経験し、現在では再婚して子育てをしています。そんな経験もまじえながら、結婚に失敗しないためにできること、結婚前に確認しておくべきことなどをご紹介します。
結婚に失敗したと後悔する人は多い
「この人しかいない」と思って結婚したはずなのに、結婚したことを後悔する人は実は多いです。
結婚を後悔する理由は、お互いに合わないと感じること、相手の欠点が許せない、浮気をされたなど、理由はさまざま。そして中には、結婚したこと自体を後悔し、結局離婚してしまうことがあります。
結婚に失敗する理由、結婚を後悔しないためにできることとは何なのでしょうか。
失敗する理由とは
1.価値観が違いすぎる
価値観の違いというのは、離婚する理由としてよく聞きますよね。筆者の場合も、この「価値観の違い」が離婚の主な原因になったと言えるでしょう。
例えば、休日は夫婦で一緒に過ごすのが当たり前、お金のことはきちんと話し合うのが当たり前など、人それぞれ結婚生活に対して持っている価値観があります。他人が一緒に暮らすのですから、価値観は違って当たり前でしょう。けれどそれがお互いに妥協できない、我慢できないこととなると、結婚生活を続けていくのは難しくなります。
どこまで相手との価値観の溝を埋められるか、というのが結婚生活のポイントになるのです。
2.できちゃった結婚
結婚するきっかけとして、「子供ができたから結婚しよう」というのは、良いと思います。実際不妊で悩んでいるカップルも多いのですから、子供を授かったから結婚しよう、というのは幸せなことですよね。
けれど、予期せぬ妊娠や若すぎる妊娠の場合、お互いに結婚の覚悟ができていないまま、あれよあれよという間に結婚することになります。もちろん、相性がよければずっとうまくいくこともありますが、子供ができると自分の時間はなくなり、親として夫婦で協力して育児をしていく必要があります。独身を十分に謳歌できなかった人の場合「もっと遊びたかった」と後悔することもあるのです。
できちゃった結婚でも夫婦で協力して子育てをしていけるカップルもいますが、実際は子育てを通して相手の嫌な部分が浮き彫りになってしまうことも多く、後から離婚してしまうケースが多いのです。
3.結婚してから態度が豹変
結婚すると、相手はもう自分のものだという安心感からか、態度が豹変する人がいます。女性でも男性でも、結婚前は優しく穏やかな性格だったのに、急に束縛するようになる、おしゃれに全く気を使わなくなるといったことがあるのです。
豹変とまではいきませんが、筆者の場合結婚してからお互いに放任主義すぎたことがいけなかったと思います。休日はお互いに自分の好きなことをして一緒に過ごさない、干渉しないという関係を続けているうち、一緒にいる意味が分からなくなったのです。
結婚する前はそんなことを想像もしておらず、休日はいつも一緒に過ごしていたのに、いざ結婚すると相手の存在をおろそかにしてしまうことで、結局心が離れてしまったのです。
4.趣味や娯楽が制限される
結婚はロマンチックなものではなく、毎日の生活、泥臭いキャッチボールのようなものだと思います。
独身の頃は海外旅行や習い事に忙しく、化粧品も一流の物を使っていたとしても、結婚するとそうはいかないことがほとんどです。家計や子供のことを考え、自分のことは後回しになってしまうでしょう。趣味や娯楽が制限されると、それだけストレスが溜まります。
筆者の場合、元夫とは趣味が重なることがなく、一緒に楽しめることが少なかったことがストレスでした。どちらかに合わせなければいけない生活というのは、長く続けるほど息が詰まってしまうのです。
5.育児に協力的ではない
主に女性の悩みになるかと思いますが、パートナーが育児に協力的でないというのは深刻な問題です。
筆者は現在では再婚し、子育てをしていますが、子供を育てるというのは大変なことです。「外で働く方が楽だった」と思うことが正直なところで、完全な休日など存在しないのです。そんな大変さを理解して、できる限り協力してくれる相手なら良いですが、そうでない場合はかなり問題です。
女性は出産を経てホルモンバランスが大きく崩れ、子育ての睡眠不足も重なり、一時的に性格が変わったように凶暴になることがあります。子育てに協力的でない夫を見て失望し、愛情が一気に冷めてしまって離婚、ということも多いのです。
6.予想外の性格だった
結婚してみなければ分からない相手の性格、というのは明らかにあるでしょう。良い人だと思ったのに実はとても薄情だった、ドケチ、モラハラなど、よくある話ではあるけれど、一緒に暮らしていくにはかなりキツいでしょう。
結婚する前になぜ見抜けなかったのか、と思うと後悔してしまいますが、実際結婚前はうまく隠していることが多いのです。
筆者は5年間最初の結婚をしていましたが、結婚する前には分からなかった、自己中心的な考え方などに、少しずつ失望していったことが離婚の大きな原因になったと思います。そうした相手に対して、自分が良くふるまうことが馬鹿らしくなり、お互いに自己中心的な性格になっていくという悪循環に陥りました。
愛情がなくなると、「相手に良く思われたい」という気持ちがなくなり、どんどん自己中になっていくのです。
7.相手の家族との不仲
結婚するということは、ただ付き合うのと違って、相手の家族とも付き合っていくということです。相手の家族に嫌われている、性格の悪い姑がいるなど、問題がある場合には、ことあるごとに自分が苦労することになります。
ましてやそんな家族と同居しなければならないシチュエーションになった場合は大変です。大きなストレスを抱え続けると、いずれは精神に異常をきたしてしまうこともあるのです。
8.経済力が低い
結婚した夫婦の間には、多かれ少なかれケンカが起こります。中でもケンカの原因がお金となると、一気に関係は悪くなりがちです。
経済力が極端に少ない、ない人と結婚すると、苦労するのはもう片方のパートナーです。また、収入が少ないからといって相手の気持ちを考えずに責めることで、関係が修復不可能なほど悪くなってしまうことがあります。
9.浮気された
一度でも浮気をされると、相手を心から信頼するのは難しくなります。一度の浮気だからといって許せない、もう一緒に暮らしたくないと思う人も多いでしょう。結婚してから浮気をされた場合、そんな相手と結婚してしまった自分を恨むこともあるかもしれまあせん。
10.相手がバツイチならではの問題
離婚の数が増えているということは、バツイチの人も増えているということです。そうした相手と結婚する場合、前回の結婚でできた子供、元妻、元夫との関係がきちんと終わっているかなど、さまざまな問題があるでしょう。
こうしたゴタゴタが片付いていないにも関わらず、それを隠して次の結婚をした場合、その結婚相手はとても苦労することになります。
11.ギャンブル好き
結婚は毎日の生活なので、稼いだお金をどう使うか、ということも大切になってきます。生活費までギャンブルに使ってしまうような相手と結婚すると、苦労が多く結婚生活もうまくいきません。
結婚する前に確認しておくべきこと
1.収入や貯金額、借金について
付き合っている段階では聞きにくいかもしれませんが、収入や貯金額、借金はあるかなどお金の問題は、結婚前に確認しておきましょう。特に借金の場合、結婚してから発覚すると、一緒に返していかなくてはならないかもしれません。
大切なことなので、結婚の話が出た時点で確認しておくことがおすすめです。
2.出産や育児に関する考え方
結婚したいからといって、子供が欲しいと考えているかどうかは分かりません。どちらか一方だけが子供が欲しいと思っている場合や、出産や子育てに全く協力する気がない相手の場合、結婚してから問題が起こります。
結婚するなら、出産、育児についての考え方を確認する必要があるでしょう。
3.自分と性格が合うか
一緒にいて楽しい、というだけでなく、自分の性格と合っているかということは最も大切です。筆者は元夫と性格が似ていたと思いますが、お互いに我慢して言いたいことを言わない、カッコつけてしまうといった部分があり、似ているからこそうまくいかないといったことがありました。自分が引かない性格なら、相手は譲ってくれるような人が向いています。
一般的な意味での性格の良さではなく、自分に合っている性格かどうかを確認しましょう。
4.お互いの価値観について
結婚生活において何を一番に大切にするか、お互いの価値観について話し合ってから結婚を決めましょう。
価値観の違い、ちょっとした違和感というのは、そのまま無視して結婚すると離婚の大きな原因となります。例えば、結婚しても自分のスタイルを崩したくない、子供ができたら休日は家族で過ごしたい、セックスレスなんてありえないなど、結婚に関する価値観というのは誰もが持っています。
結婚において重要視すること、譲れないことをきちんと確認しておくことで、具体的にどんな結婚生活になりそうか想像できると思います。お互いの価値観が全くずれている場合、その相手とは結婚してもうまくいかない可能性が高いでしょう。
5.相手の親について
相手の家族に強烈に性格の悪い人がいる、結婚を極端に反対されているといった問題がある場合、結婚するのを待った方が良いかもしれません。
無理して結婚しても、結局苦労するのは自分なのです。
6.浮気ぐせやギャンブルについて
浮気ぐせやギャンブルのくせというのは、なかなか治るものではありません。結婚する前に、そういったくせがないかどうか確かめ、相手を見極めておくことが大切です。
7.金銭感覚について
金銭感覚がズレている相手とは、結婚生活はうまくいきません。稼いだお金を貯金もせずに全部使ってしまうような相手では、フォローする相手が苦労することになります。
8.将来の住居について
将来は自分の親と同居するつもり、結婚した相手には将来自分の親の介護を任せたい、と思っている人もいます。結婚した相手のことがいくら好きでも、一日の大半を一緒に過ごすのが相手の親で、ストレスいっぱいの生活では、いずれ我慢できなくなるでしょう。
結婚する前に将来の住居、親と一緒に暮らすかなど、確認しておきましょう。
9.体の相性は良いか
些細なことと思われるかもしれませんが、体の相性が良いかどうかというのは、結婚生活においてとても大切です。
セックスレスになる夫婦は増えているかと思いますが、両方がそれで良いと思っている場合と、どちらかがそれをストレスに感じている場合があります。どちらかが大きなストレスを抱えている場合、デリケートな問題であるからこそ、はっきりと改善策を見つけられず、結局離婚に至るケースが多いのです。
ずっと一緒にいたいと思える相手かどうかが大切
結婚に失敗したくない、離婚したくないというのは誰もが思うことでしょう。筆者も結婚した時には、自分が離婚することになるとは思ってもいませんでした。けれど結婚生活というのは難しく、乗り越えなければいけない問題もたくさんあります。結局のところ、お互いが大好きで、ずっと一緒にいたいと思う相手であることが大切なのです。
親に勧められたから、結婚適齢期だからと焦って結婚した相手、妥協した相手とでは、そもそも難しい結婚生活を、乗り越えられるはずはないのです。何があっても一緒にいたいと思える相手だからこそ、大変なことでも二人で解決していけます。結婚に失敗しないための一番の秘訣は、心から好きな相手を見つけるということなのかもしれません。
まとめ
筆者は現在では再婚して、幸せな結婚生活を送っています。また、最初の結婚をしなければよかった、と後悔している気持ちもありません。
結婚は一度してみなければ分からないことがたくさんあり、結婚相手によっても全く違った生活になるでしょう。ですから、失敗を恐れて結婚しない、結婚する前から無理と決めつける必要もないのです。
「結婚したい」「この人と一緒なら苦労もできる」と思える相手と出会えることだけで、とても幸運なことです。難しいことを考えるより、自分が相手を好きな気持ち、相手が好きでいてくれる気持ちを信じて、後悔のない決断をしていきましょう。
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