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おしゃれだけじゃないブランド メンズ腕時計の本当の魅力


このご時世、スマートフォンで時間の確認がすぐにできるようになり、腕時計をしないという若者も増えてきているらしい。

しかし、僕はそれは違うと思う。

あくまでも僕の持論だが、時計は単に時間を確認するためだけのツールではない。
時間ならば、もちろんスマートフォンもそうだが、街中のいたるところにぶら下がっている時計でいつでも確認できる。

腕時計は、もちろん時間を確認するためという大前提の役割を持った上で、更に、持ち主の財力、センス、社会的地位、ウィットなどを体現してくれる大切なファッションアイテムという役も担っている。
僕はそう思うのだ。

やはり、渋いダンディな男性が高級ブランドの腕時計を身につけていて、なおかつそれがとてもよく似合っていたりすると、憧れるような気分になるし、お洒落上級者のミドルエイジの男性が、似合わない人がつけると安っぽく見えてしまうようなデザインの時計を見事につけこなしている姿には痺れるものがある。

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また、話が少し戻るが、単なるファッションアイテムとしてでなく、立派な社会人が、時間を確認するのにいちいちポケットやカバンからスマートフォンや携帯電話を取り出してチラチラ見てまた戻すなど、なんともかっこ悪い行為ではないか。

常識ある社会人男性ならば、スーツの袖を軽く振って腕時計を見やって「よし、良い時間だ」とか何とか言いながら颯爽とオフィスから営業先のクライアントのもとへと出かけるべきなのだ。

そんな持論を掲げる僕は、ほんのこの前まで「新人くん」とか「若者」とか、そのように呼ばれる年頃だったのだが、ここのところ、後輩ができたり、昇進したり、少しずつ大人の階段を上っているところである。
そろそろ渋さの似合う大人な雰囲気を身に纏いたいという願望をもつようになっていた。

形から入るタイプと思われるかもしれないが、それは大事なことではないだろうか。

女性が美しいドレスに身を包み、化粧をバッチリきめれば、自然と話し方や所作が格調高くなるように、逆に、化粧を落としてスウェットに着替えればソファにうずもれて口を半開きにしたままTV画面に釘付けになるように、身につけるものによって人となりは全く別のものになる。同じ人間でも、だ。

だったら良い腕時計を身につけて、気分も新たにまた一歩大人への階段を上ろうではないか。

実は僕は既にひとつブランドものの時計を所有していた。
社会人デビューする時に親戚からお祝いとしてもらったのだ。

今でも愛用しているそのブランド腕時計は、若者のビジネスシーンにはピッタリだった。

少し若々しすぎるようなデザインだったので、もってあと10年だろう。その頃には買い替えだ。

カジュアルなシーンには似合わないので、僕は休日には、学生時代に購入した数千円程度の安物のノンブランドの腕時計を着用していた。

おっと、忘れていた。もうひとつ持っていた。
昔の彼女からプレゼントしてもらった、これもノンブランドの時計があった。

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なかなかのハイセンスで、少しアンティークな雰囲気の、いぶし銀のような渋さを湛えたデザインの腕時計で、僕はこれをとても大切にしていた。
ただ、かなり個性的なもので、しかも大事にしたいという思いから、なかなかそれをつけて外出する事はなかった。

あの当時、彼女は幸い「なんで私があげたやつ、つけてくれないのよう」と膨れるような幼稚な女性ではなかったし、僕が家で大切に保管し、しかもここぞという時に、時計に合わせてファッションをコーディネートして着用するのを知っていたので、普段つけなくても何も問題なく上手くやっていた。

ノンブランドだが質もデザインも良く、ノンブランドならではの味わい深さがある時計だ。

こういったものをひとつ持っていても良いというものだ。まして大切に思っていた彼女からのプレゼントなのだから、その価値は更に上がる。
結局彼女とは色々あり別れてしまったが・・・。

そういうわけで、僕の手元には3つの時計があった。
ブランドもののビジネスウォッチ、ノンブランドの安物、そして元彼女からのプレゼントだ。

社会人として手元に揃えておきたいのは、ビジネス用、カジュアル用、そしてフォーマル用のものだ。

ビジネス用はとにかく機能性が大切だろう。電波時計である事は最低条件だ。たまに海外出張が入ることもある僕には、2つの国の時刻を同時に見せてくれるような高機能の時計なんかを持つのも良いと思われた。

カジュアル用は、どちらかというと遊び心がほしい。多少チープに見えても、気軽なファッションとあわせた時に変に浮いてしまわないのが望ましい。

そしてフォーマル用。これは改めて、欲しいな、と思うようになった。社会人になると冠婚葬祭の様々な行事に出席する機会が増える。結婚式などは、学生時代からも出席する機会があったが、学生と社会人とでは、出席する時の服装などが大きく異なってくる。葬式も然り、だ。

ビジネス用の時計はごついメタリックなデザインが割と主流だから、礼服には合わない。カジュアルな時計は論外だ。何かシックでスマートなデザインの、高級感溢れる時計がひとつあると良いな、と思っていた。

ブランドのビジネスウォッチが1つ、ノンブランドのウォッチが2つ、そう考えると、やはりブランドものの腕時計があと1つ2つは欲しいところだ。

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決してノンブランドが粗悪というわけではない。
現に僕は元彼女からのプレゼントをとても大切にしているし、気に入っている。別に未練があるというわけではなく、単純に時計そのものが気に入っていた。

ただ、時計は常に人目につくファッションアイテムゆえ、確かなブランド力を誇る有名ブランド店の時計を身につけていれば、その人の財力や地位などが伝わりやすい。

自分のステータスが分かりやすく伝わるという事は、女性からもそのような人物として見られるし、男女関係無くある程度財力のある人間たちと対等に渡り合っていけるようになるという事だ。

また、時計というのは風水や占いでもラッキーアイテムと言われることがあるらしく、そこに金運アップの金色を取り入れてみたり、パワーストーンをあしらってみると、お金回りが良くなったり出世街道にのれるなど、期待に胸が膨らみそうな話も聞いた事がある。

とにもかくにも、腕時計というのは、それほど重要なアイテムなのだ。
その辺の1,000円均一セールなどで買ったようなもの、まして数百円で買えるようなものなど問題外だ。

どうせ持つなら良い時計を持った方が良い。

ビジネス用はひとまず今持っているブランドウォッチを使う事にしよう。

僕は、カジュアル用と、それからフォーマル用に何か良い腕時計を探す事にした。

時計といえばスイスだろう。

世界的に有名なスイスの時計メーカーはロレックスで、これは誰もが聞いた事のある超有名ブランドだ。

他にもオメガ、IWC、ブライトリングなど、有名どころが軒を連ねている。
精巧に作られていて、機能性を重視したい人にはピッタリのトップレベルのブランドたちだ。

このスイスの時計を眺めていると、ついビジネス用の新しい時計が欲しくなってしまう。

そう、ビジネスシーンにピッタリの腕時計ばかりなのだ。

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そんな中、同じくスイスのウブロやドイツのブランドであるツェッペリンやユンハンスは、なんというか紳士的な印象の、スマートな腕時計を多く扱っていた。
メタリックすぎず、落ち着いた色味や細身のバンドなど、これらはフォーマルにピッタリだった。

日本も負けてはいない。

トップブランドのセイコー、シチズン、ジーショックなど、日本が誇る数々の腕時計もとても魅力的だった。それこそ、ビジネス用に欲しくなってしまうような代物が沢山揃っていた。

僕はしかし、フォーマル用の腕時計は、スイスかドイツあたりの落ち着いた大人っぽいデザインのものを買いたいと思い、いくつか試着して鏡に映してみたりしながら選んでいった。

店員さんのアドバイスや見立てなども参考に、候補はどんどん絞られていき、探し始めて2時間ほど経ってようやく決めることができた。

金縁のスマートな文字盤と、こげ茶色のレザーのバンドがとても落ち着いた印象を与える逸品だった。
また、留め具のところにタイガーアイがあしらわれていて、とてもかっこよかった。金は金運、タイガーアイは仕事運に良いですよ、という説明も受けて、ますます魅力的に思えた。

店員さんは僕の肌の色や髪の色や質などから似合う色合いを選んでくれたので、つけてみてもとてもしっくり馴染んだ。

遊び心を聞かせたいカジュアルな時計は、アメリカのブランドが強かった。

ニクソン、タイメックス、フォッシルあたりは、トイウォッチのような、一見すると小学生がつけそうなおもちゃのようなチープなデザインや配色なのだが、これがTシャツやジーンズには非常によく似合った。

実際コーディネートを上手くやると、全く安っぽい感じがしないのが不思議だった。また、色々な服に合わせやすい色合いと、そうではない色合いがあるというのも分かってきた。

白や黒などは、何にでも合わせやすいようなイメージをもっていたのだが、自分が持っている服がシンプルなモノクロ系のものが多かったため、同調してしまい折角絶妙なアクセントになる位置にもってこれるアイテムなのに、その特徴が生かしきれなかった。
逆に、赤や黄色など、原色系の色の方が、白いTシャツや黒いパンツによく映えてワンポイントになった。

色々試して、気に入ったものをひとつ購入する事にした。

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価格はフォーマルのものよりは低かったが、どちらも、結構なお値段だった。

それでも僕は良い時計が増えた事を嬉しく思った。
少し背伸びした買い物だったが、わくわくした楽しい気分で家路についた。

購入したフォーマルウォッチは、ビジネスシーンでも問題なく使う事ができたため、僕はここ一番の勝負時などに、よくその腕時計をつけて出向くようになった。

不思議な事に、そうしはじめてから、商談が上手くまとまったり、プレゼンが上手くいったり、上司からほめられたり、良い事づくしだった。

時計の効果かな、などと思ったが、きっと、良い時計を身につけることで、自然と自信のようなものがあふれ出したのだろう。

ただのファッション小物とあなどってはならない。小物ひとつでも、これだけ人の気分を変えて、影響を与えるのだ。僕自身が時計に相応しい人間になれるよう身も心も引き締まる思いがしたし、時計もまた、僕に馴染むように微妙に変化していくようにも思えた。こうやって僕に似合う時計になっていくのだろう。

時計の効果はビジネスシーンだけには留まらなかった。 そうやって良い時計を身につけるようになって、予想通り女性たちが僕を見る目が変わった。

ゲンキンなものだなぁとは思うが、やはり僕は稼ぎも良いし、地位もあるし、頼れる男という印象を与える事ができているようだった。

女性たちがシナを作って言い寄ってくる事もあり、僕はそれを楽しんだ。
モテモテになるってこういう気分なのか、と思いながら。

良いものを身につけると、自然と気持ちも引き締まるもので、僕の生活にはハリがでた。

ぐうたらの休日などとは縁がなく、休日にはアメリカンブランドのカジュアルな腕時計をして、スポーツなどを楽しんだ。

カジュアルウォッチで大事にしたのは、遊び心あふれるデザインは勿論、防水性や耐久性だ。
アクティブに余暇を楽しむためには時計に気をとられている場合ではない。時計はふとした時にその存在感を発揮してくれれば十分なのだ。

余暇になると更に女性たちからのアプローチは増えた。
ファッションセンスのある男性はこうもモテるのか、と感心しながら、悪い気はしなかった。

何人かの女性たちと親しくなり、デートを楽しんだりしながらも、仕事は仕事で頑張り、活躍し、僕はついに昇進した。

この若さで、と社内が騒然とする出来事だったが、僕にとっては、日ごろの努力が認められただけで、別に驚くようなことではなかった。

ただ、自分の頑張りが多くの上司に見られたというのは運が良かったと思うし、そういったチャンスを沢山あたえてくれたのは、もしかしたら幸運の腕時計だったのかもしれない、とも思った。

大人の階段をいっきに駆け上がり、順風満帆な人生を進んでいる僕は、もはや相棒と呼んで相応しい腕時計をはめて、今日も1日活躍すべく、出社するのであった。

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