恋愛・恋活

モテない男に可愛い彼女が。彼女の作り方、彼女できる方法


僕がどうやって彼女を作ったか、お聞かせしよう。

僕にはとんと「縁」というものが無く、職場にいる女性は既婚者のおばちゃんばかり、趣味でやっている釣りにはほとんど女性は参加しておらず、何か出会いがあるような場も無く、そもそも恋愛するようなそんな環境になかった。

加えて、僕は中肉中背で顔もパッとしない、いわゆる「地味」な男性だ。

「無難な顔」と言ってしまえば聞こえは良いが、断じて「イケメン」ではないし、いわゆる最近流行りの芸能人のタイプで「よく見るとたいしてハンサムな二枚目タイプではないが、とても感じが良くて、主張しすぎず、すぐそこにいても全く気にならない」という顔立ちでもない。彼らはその上で「性格がめちゃくちゃ良い」とか「とてもオシャレ」とか「キャラが立っている」とか、何か顔以外に甚大な才能や能力を秘めている。だからこそ、ギャップに惹かれるのだと思う。

僕は、イケメンでもハンサムでもなく、こざっぱりしていているが地味で感じの良い顔でもなく、まして特別に秀でた能力も持ち合わせていない。
ものすごく残念な外見ではないと思っているが、女性からアプローチされる事はまず無いだろう。

そんな、縁も無ければ、女性を惹きつける魅力も特に無い僕に彼女ができた。

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周囲はビックリして大騒ぎだった。
「いつの間に」とか「どうやって彼女を」とか、そんな反応だった。

会社の飲み会でもかっこうのネタにされ、親族一同は大喜びし、馴染みの親友などは「会わせろ」とせがんだ。

まるでお祭り騒ぎの賑やかさで、当事者の僕は少し呆れてしまった。
しかし、まあ、当然といえば、当然の騒ぎだった。

女性の浮いた話など出ようが無いような僕に、彼女ができたのだから。

彼女と知り合ったのは、およそ2ヵ月半ほど前、いわゆる「マッチングアプリ」というやつで知り合い、その半月後に初めて会って面と向かって話をしてみたのだった。

そう、僕に彼女ができた、その方法は「マッチングアプリで出会いのチャンスを作った」という事になる。

SNSの広告欄などによく掲載されていて、その方法の特色は、自分の好みのものや趣味について登録しておいて、共通点が多い相手を割り出してくれるというものだった。

相手に求める必須条件は別に入力する場があり、例えば喫煙者か否か、仕事は土日が休みか、年収は、など埋めていく。もともと婚活マッチングアプリが発祥だったらしいが、今は「結婚相手を探しています」だけでなく「恋人探し中」などのステータスも切り替えられるようになり、この切り替えは自分で自由にできる。

僕は「結婚を前提として考えられるような恋人が欲しいです」というステータスを選び、自分の好みや趣味も選んだ。

僕の趣味は釣り。
釣り好きの女性なんてそうそういるかな、と思ったが、いた。

なんと、でかでかとした川魚を抱きかかえて満面の笑みを浮かべている写真をプロフィール写真に設定している女性から「気になる」というボタンが押されたという通知が届いたのだ。

「気になる」ボタンが誰かに押されると、通知が届き、それに自分もアクションを起こして「私も気になる」という返信ボタンを押すと、別ページとしてチャットができるページが開設される。
そこで何度かやりとりをして、ウマが合いそうなら食事に誘ったり、デートしたり、そのような次のステップに進められるようになる。

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僕は早速その魚の写真の女性に「私も気になる」返しをし、数回メッセージのやりとりをおこなった。
しかし、なんとなくギクシャクしてしまって、結局自然消滅のような形となってしまった。

共通の趣味をもっていても、性格だったり、価値観だったり、育ってきた環境だったり、様々な条件で「合う」のか「合わない」のか、直感的に感じられるものなんだな、と、その時僕はそんな事を思った。
自然と連絡を取り合わなくなっても特に未練は無かったし、わずらわしさから開放されたという感覚の方が強かった。

その後も、僕はしばらくそのアプリを続けて、様子を伺っていた。

案外多くの女性が僕に「気になる」ボタンを押してアプローチしてくれていた。しかし、どうにもプロフィール欄などを見ると「合わなそうだなぁ」と思ってしまい、「私も気になる」返しはしなかった。

稀に「いけるかも」と思い、「私も気になる」ボタンを押して、数回やりとりしても、会うに至ることはなく、うやむやになってしまう事の方が多かった。

僕はやはり自分から「この人が良いな」と思える人を探そうと思い、女性の各プロフィール見て、自分の好みの女性がいるかどうか、チェックする日々を送っていた。

しかし、なかなかそんな運命的な相手は見つからず、なんとなく、そろそろやめようかな、と思い始めていた。

と、ある日、1人気になる女性が見つかった。
釣り道具を掲げてニッコリと優しい笑顔を浮かべた女性だった。

プロフィールをよく読んで、特に「あ、これはちょっと・・・」というネガティブポイントが無かったので、アプローチしてみる事にした。

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「気になる」ボタンを押してアプローチするのと同時に、相手にメッセージを送る事ができる機能もついていたので、「はじめまして!」から始めて、自己紹介と「写真とプロフィールを見て素敵な方だな~と思いまして」というような内容のメッセージを添えてみた。

すると、数時間後、彼女の方から「私も気になる」返しがあったのだ。
僕は飛び跳ねるくらい喜んだ。

そして、メッセージのやりとりが始まった。
彼女は写真のイメージ通りのとても柔和で親切な人だった。

メッセージもフランクすぎず、かといってビジネス調の堅苦しい感じもなく、まさに大和撫子のような雰囲気だった。僕はわりと短い文章を素早く送ってラリーするメッセージのやりとりが常だったが、彼女からの返信は少し時間が立ってから、綺麗にまとめられた文章が返ってきた。

きっと、送信前に校正したり、手直ししたり、丁寧に文面を作ってくれているのだろう。
そう思うと、僕は割と頻繁に連絡を取りたがってしまう性質なので、ポンポンとメッセージを送ってしまって申し訳ない気持ちになった。

彼女は僕のメッセージの返信の速さやメッセージの簡潔さなどに関しては、どう思っているのかな、というのがこの頃のちょっとした悩みだった。

何度かやりとりした後に、僕の方から「会ってお話ししてみませんか」と持ち掛けた。
彼女は二つ返事で快諾してくれた。

こうして僕たちは一緒に食事をする事になった。連絡を取り始めて2週間ほど経った頃だった。

初めて会うという事でそれなりに緊張していた僕たちは、最初こそ固い雰囲気でお互い遠慮がちにポツポツと話していたが、お酒を飲みながらだったという事もあり、アルコールの力も相まって、次第に打ち解けて話が弾むようになっていた。

時間が経つごとに彼女の笑顔が増えて、僕は嬉しくなった。
自分は彼女に好意を抱いているなぁと、なんとなく、そんな気がした。

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そしてふと思い立って「あ、そういえば、名刺を・・・」と自分の会社の名刺を差し出した。「アヤシイ者ではないですよ、という事で」と少々照れ隠しの冗談も混ぜながら、彼女に手渡す。

彼女の方は一瞬だけ驚いたような表情になって、その後慌てて「あ、じゃ、私も・・・」と勤め先の名刺を出して渡してくれた。

それをきっかけに会社や仕事の話になったが、意外な共通点や共通の知り合いがいるなど、また話が広がった。

初回の食事だったので、あまり遅い時間にならないように、と少し早めに切り上げる事にしたが、正直後ろ髪を引かれる思いだった。もっと彼女と色々話してみたいと、そう思った。

これからも関係を継続していくために、僕は別れ際に、かねてから気になっていた事について尋ねた。
「自分、ついメッセージの返事とか、すごく早いタイミングで返しちゃうのですが、あれってもしかして気になってたり、嫌だったり、負担になってたりしないですか?」

すると、彼女はまた少しだけ驚いたような顔になり「あ、いいえ、私も、私のゆっくりペースで返すようにしているので、逆に気にされているのでは、と思っていたんですが・・・」と返してきた。

「いやいや、全然、返信に時間がかかるのは自分は気にしてません、まったく。だから自分の返事が早くても、そのお返事はご自身のタイミングで大丈夫です」
僕がそう言うと、彼女はほっとしたように笑った。

そして別れたすぐ後に彼女にこの日の御礼の連絡をしたが「返事は本当に、いつでも大丈夫ですので!」と付け加えるのを忘れはしなかった。

それからまた2週間ほど経って、僕は次の約束を取り付ける事に成功した。
2回目のデートだ。
ワクワクが止まらず、僕は初回の緊張感を忘れるほどに心から楽しみにしていた。

彼女も初回よりもずっとリラックスした様子で待ち合わせ場所に現れた。

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食事中はもちろん話が盛り上がった。
この人とならずっと一緒にいたいなぁ、気づくと僕はそう思っていた。

そしてこの日、ついに僕たちは「釣りデート」の約束を交わした。
一緒に釣りに行こうと誘ったのは彼女の方からだった。

「2人の趣味が『釣り』だったから『気になる』のアプローチが来て『私も!!』と思ったので…」と恥ずかし気にデートに誘う彼女は、とても可愛らしかった。

釣りデートの日も、2人で大いに楽しんだ。

朝早く、本当に朝早く、まだ朝日が昇る前に集合して、釣り糸を垂れた。
釣りは基本的には「待つ」事が大事なので、その待ち時間で僕たちはまた沢山の話をした。

気付くと僕は完全に彼女の事を好きになっていた。

そしてこの日、僕は思い切って彼女に自分の想いを告白した。
「初めて会った時から、いいな、と思っていました。よければ付き合ってくれませんか」

そう言うと、彼女はお得意の少しびっくりした表情を作ってから「そんな風に思っていただけたのはとても嬉しいです。でももう少し待ってはいただけないでしょうか」と答えた。

彼女の提示した待ち時間は1ヵ月。僕にとっては長すぎたが、彼女にも色々考えがあるだろうし、マッチングアプリをやっているという事は、つまり僕以外の男性とも連絡を取り合ったり、アプローチされているのかもしれない。

僕はやきもきしながら1ヵ月後の返答を待った。

その間にも彼女とは時折食事に出かけたり、釣りをしたりした。

僕は、彼女の話に耳を傾ける事、全面的に彼女の味方になって相槌や合の手を入れる事などを意識して、会話した。彼女が抱える仕事の中での大きな問題の解決策を一緒に真剣に考えた事もあった。

そして運命の1ヵ月後。

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答えは「こんな私で良ければ、よろしくお願いします」というものだった。
こうして晴れて、僕には彼女ができた。

彼女に、どうしてOKしてくれたのか、いつごろから僕の事も好きになってくれていたのかと聞いてみると、「実はマッチングアプリでやり取りしてた男性の方が数名いらして、何回か食事に行ったりしたのですが、初めてお会いした日に名刺をくださったのはあなただけだったんです。それから、その日の別れ際に、自分のメッセージの返信がとても早い事を気にされてたでしょ?あんな風に人の気持を慮れる方なんだな、と、そういう印象でして、しかもその後も色々気を使ってくれたり、とても紳士的な雰囲気で、お話も弾むので是非に、と思った次第で・・・」と答えてくれた。

僕のほんのちょっとした気遣いや、思いやりの心が、まさか彼女を作るというところで役に立つとは思わず、僕は小躍りでもしたいような良い気分になった。

結果的に、マッチングアプリ、やってみて大正解という事になった。

だが、僕の場合は本当に運と縁とタイミングに恵まれて今回の出会いがあり、彼女ができたけれど、なかなかそういった運命的な出会いというのは確率としてはものすごく低いのかもしれない。

しかし、僕は思うのだ。合コンに行くよりも安く、婚活・恋活イベントに出席するよりも安く、月数千円の月額でマッチングアプリの恩恵にあやかれるというのは、なかなかコストパフォーマンスとしても良いのでは、と。

僕は恋人が作れずに悩んでいる知人などには、マッチングアプリを勧めていきたいなと思っている。
どうやって彼女を見つけたら良いか分からない、大勢でワイワイしたような空間で積極的に女の子に話しかけたりするのは苦手、などという人には、安いし、ちょっとしたおためしのつもりでやってみたら良いと思う。

もちろん、アプリにばかり頼っていてはいけない。

今回の決め手になったのは、ずばり「気遣い、心配り」というやつだ。

相手の事を慮って、深く思慮し、相手の事を思った行動がとれると、次第にそれが自分の魅力になるんだな、と今回の件で実感した。

そして僕はまた、そういった小さなところにも感動してくれて、きちんと僕の事を見てくれている素晴らしい彼女ができたという事にも感謝して感動している。

ハンサムでなくても、イケメンでなくても、細マッチョでなくても、人間、中身で勝負できるもんなんだなと恐ろしいくらいに思い知らされた2ヵ月だった。

今、僕の隣には彼女がいる。

幸せそうに肩に頭をのせてくるその姿が愛おしくて仕方ない。

彼女がいるって良いもんだなぁと、僕は幸せをジワジワと噛みしめた。

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